台湾に残る日本時代の建築探訪

〜台北編〜

旧台北高等商業学校。現在は台湾大学法学院となっています。赤煉瓦に黒瓦というスタイルが珍しいです。学校の敷地は広く、のびのびとした雰囲気が漂っています。

旧台北州庁舎。現在は中華民国監察院の建物となっています。大小のドームが特色。中央の大ドームの内側には白さを際だたせるために石灰を混用したと言われています。

台湾大学医学部の講堂は、近藤十郎と小野木孝治の設計。仁愛路と中山南路の交差点にあります。現在は結婚写真などの撮影スポットとして人気があります。
日本統治時代の高等法院の建物は、1934(昭和9)年の完成です。どっしりとした造りで、いわゆるロマネスク調。美しく並んだ小さな窓が整然としたたたずまいを表現しています。
旧台湾総督府庁舎は、1919(大正8)年に完成しました。中央の塔は60mあるそうです。昭和20年に空襲の被害に遭っていますが、その後、修復され、現在は中華民国総統府となっています。
旧台北市長官邸。現在は一般開放されており、喫茶コーナーもある芸術サロンとなっています。 広い敷地内にたたずむ木造家屋というのは当時の官舎建築の典型的なスタイルでした。
台湾大学法学院の校舎は赤レンガ造りの2階建てです。当時はよく見られた学校建築です。敷地内にはうち捨てられた状態ではありますが、戦前に建てられた石碑なども残っています。
旧台湾総督府電話交換局。1937(昭和12)年の竣工です。美しいモダニズム建築です。なだらかにわん曲する外観が特色とされています。夕暮れ時には刻一刻とその表情を変えます。
かつての曹洞宗東和禅寺の鐘楼です。落成は1930(昭和5)年。ビルの谷間にひっそりとたたずんでいます。鐘楼と正門を兼ねるというスタイルは珍しく、話題を集めたようです。
旧台北州立第一女子中学校の校舎脇に残っていた木造の守衛室。小さいが、瀟洒なデザインです。現在は使用されていません。
台北市街の北部一帯を管轄していたという台北北警察署。戦後、二階部分が増築されていますが、かろうじて、当時の面影を残しています。館内には日本時代の水牢が残っていると言われています(未確認)。
西門市場は1908年に竣工した建物で、戦前最も活気のあった市場でした。現在は「紅楼劇場」と呼ばれる劇場なっています。夜間はライトアップも施されます。
日本統治時代に専売局として建てられたこの建物は戦後も公売局と名前を変えただけで、業務は同じです。この建物は建築界では旧総督府.と並ぶ双璧と言われています。館内も壮麗な雰囲気が漂っています。
台北の水がめは、公館地区にありました。浄水ポンプ室は現在、水道博物館となっています。写真はその後方にあった配水池です。現在は参観も可能になっています。
 

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