神社残照
移民村にあった非公式の神社―旭村遙拝所(台東市)
ここは人口100人あまりの小さな移民村だった。新天地を求めてきたのは新潟県の人々が多かったという。神社は戦後、廟へと変わったが、その境内に日本時代の石燈籠が置かれていた。厳密には私設遙拝所の扱いで、内務省の神社台帳への登記はない。いわば、「幻の神社」である。背後に広がる青空と台湾風の提灯などが燈籠と見事なコントラストとなっていた。鎮座年月日、例祭日、創建発起人などはすべて不詳。
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