『台湾 日本統治時代の歴史遺産を歩く』
日本人が台湾に残した建造物をめぐるドラマチックな「むかし」と「いま」

片倉佳史 著 戎光祥出版 刊
定価:1890円[税5%]
A5判/並製/160頁
ISBN 4-900901-45-8
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片倉から読者の皆様へ
台湾は終戦までの半世紀、日本の統治下にありました。現在も、各地に日本人が絡んだ遺構が数多く眠っています。私はそういった遺構を探し歩き、台湾の人々と日本の関わりを訪ねてきました。そして、台湾の人々が戦前、そして戦後の時代をいかに生き抜いてきたかを探究してきました。本書では100あまりの物件を紹介しています。そのうちわけは官庁建築や神社遺跡、駅舎、石碑、校舎に至るまで、観光地となっている有名物件から、地元の人々でも知らないというものまで、多岐に渡っています。各項目にはアクセスデータも載せていますので、本書を手に各地を歩いていただきたくこともできます。本書を通じて、今まではほとんど触れられてこなかった台湾の一面を感じていただければ幸いです。 |
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★書評とご紹介を頂きました★ ●メールマガジン「台湾の声」→CLICK ●国民新聞→CLICK ●月刊「東亜」(2004年11月号)→CLICK ●東方書店「東方」→CLICK ●夕刊フジ(2004年11日5日版)→CLICK ●「旅」→CLICK ●中外日報(2004年12月14日)→CLICK
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主な内容
台北市内
台湾の地に君臨した権力の象徴◎台湾総督府(現中華民国総統府)
閉ざされた総督の官邸◎台湾総督官邸(現台北賓館)
総督府の自慢だった博物館◎台湾総督府博物館(現国立台湾博物館)
芸術サロンへと変わった領事館◎アメリカ領事館(現台北光點・台北之家)
温泉街に残る和風旅館◎星の湯(現逸邨大飯店)
職人の魂に守られた桶屋の看板◎林田桶店
植民地に置かれた「帝国大学」◎台北帝国大学(現国立台湾大学)
台湾最大の公共建築だった公会堂◎台北公会堂(現中山堂)
居場所を得た戦前の校訓碑◎台北第一高等女学校(現台北第一女子中学)
墓地から公園に移設された鳥居◎明石元二郎総督墓地鳥居
台湾北部
本殿と拝殿が残る唯一の神社遺跡◎桃園神社(現桃園県忠烈祠)
名建築家と戦前のターミナル建築◎新竹駅(現新竹車站)
市内随一の高さを誇った消防署◎新竹消防署(新竹市立消防博物館)
台湾中部
壮麗なたたずまいを誇る官庁建築◎台中州庁(現台中市政府)
公園を神苑として設けられた神社◎台中神社
放送室に残された奉安庫◎明治尋常小学校(現大同国民小学)
震災後に建てられた校舎は健在◎清水公学校(現清水国民小学)
今も残る武道教練場◎彰化武徳殿(現彰化忠烈祠)
台湾南部
郷土資料館に変わった神社の社務所◎嘉義神社(現嘉義史蹟資料館)
威容を誇る純和風建築◎台南武徳殿(現忠義国民小学講堂)
市民に愛される帝冠様式の駅舎◎高雄旧駅舎(現高雄願景館)
文化財として扱われる老駅舎と小さな図書室◎竹田駅(現竹田駅園)
国民党政府の政治のスローガンに埋もれた奉安殿◎新化尋常小学校奉安殿
老校舎が残る南国の旧制中学◎高雄中学(現高雄高級中学)
「権力」を誇示した美しい庁舎建築◎台南警察署(現台南警察局)
台湾東北部
モダニズムを踏襲した税関建築◎基隆港合同庁舎(現海関大楼)
海原を見おろした小さな神社◎蘇澳金刀比羅社
石炭を運んだ鉄道と炭坑の町◎菁桐坑駅(現菁桐車站)
残された石碑と立て直された石碑◎獻馘碑と忠霊塔
台湾東部
山間にたたずむ温泉宿◎紅葉温泉療養所(現紅葉温泉旅社)
開拓移民の村を護った神社◎豊田神社(現碧蓮寺)
聖母マリア像が置かれた神社◎新城社(現新城天主教会)
芸術空間に生まれ変わった製糖工場◎旧新東製糖
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